子育て中のワーママ135人に聞いた『おすすめ転職エージェント』ランキング

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直近1年以内に転職活動をした子育て中のワーママの調査を行ったところ、なんと3人に1人は転職エージェントを活用していることがわかりました。

ワーママが転職エージェントを活用するメリットは以下の3つです。

細かな要望に応えてもらえること
ワーママの転職では、希望条件が非常に多くなります。勤務時間・残業有無・リモートワーク可否・ワーママの在籍数や転職実績等、転職サイトでは絞り込めない条件の求人も、転職エージェントを通すことで見つけやすくなります。

効率化できること
エージェントを利用すると、企業との選考日程の調整や連絡等をエージェントが全て間に入って進めてくれます。多数の企業と連絡を取り合う必要がなくなり、転職活動の手間が大きく省けます。

③転職先の評判を聞けること
エージェントは多くの転職者の支援をしているため、入社した人の評判や、会社の業界内での評判をよく知っています。第三者視点でリアルなクチコミを教えてもらえるため、入社後のギャップを防いだり、ブラック企業への転職回避にも役立ちます。


今回は、直近1年以内に転職活動をしたワーママたちが、実際に使ったエージェントのランキングを行い、特にワーママにおすすめできるエージェントをお伝えしていきます。

子育て中のワーママ135人が実際に使った転職エージェントランキング

直近1年以内に転職活動をしたワーママ135人に聞いた、実際に使った転職エージェントのランキングは以下になります。

上位は軒並み大手が占めており、紹介案件数の多さと、サポートの手厚さが評価されています。リモートワークや時短等の働き方に特化したエージェントも中盤にランクインしていますが、特化型だからこそスキルマッチしない限り紹介件数が少なく、お勧めする人とそうでない人にはっきり分かれました。

1位 doda

実際に使った人、使った結果お勧めできる人ともに最多だったのは、dodaです。転職エージェントを利用したワーママのうち半数以上が登録しています。評価が高い理由は20代~40代まで年齢問わず数多くの求人紹介を受けられていること、また書類作成や面接に向けたサポートが手厚いことなどが挙げられています。

出典:doda公式サイト
特徴総合型で20代・30代・40代向け。選考サポートも充実
公開求人数約25万件(2位)※25年3月時点
ワーママ利用率56%(1位)
ワーママ推奨率48%(1位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人
2位 マイナビエージェント

2位はマイナビエージェントです。マイナビエージェントは比較的ローキャリア層向けのエージェントですが、初めての転職でも安心できるようサポートしてくれるため、未経験の求人に応募を考えている方は登録してみると良いでしょう。一方若手向けの求人が多く、30代以上のワーママが通過する求人が少ないという声も上がっています。

出典:マイナビエージェント公式サイト
特徴若手未経験総向け。初めての転職でも安心のサポートが魅力。
公開求人数約7.4万件(4位)※25年3月時点
ワーママ利用率37%(2位)
ワーママ推奨率32%(4位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人
3位 リクルートエージェント

3位にランクインしたのはリクルートエージェントです。利用率は3位ですが、実際に使ったワーママが最もお勧めするエージェントではdodaに続き2位に選ばれています。高評価の理由は圧倒的な案件数で、全国、全世代の満足度が高くなっています。一方選考サポートの手厚さはdodaと比較すると少し劣るといった声も聞かれます。

出典:リクルートエージェント公式サイト
特徴No1求人数で、全国全年代向け
公開求人数約55万件(1位)※25年3月時点
ワーママ利用率36%(3位)
ワーママ推奨率38%(2位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人
4位 リモフル

利用率4位となったのは、「正社員リモートワーク」の求人紹介に特化したリモフルです。文字通りリモートワークのみの求人を紹介してもらえる点に魅力を感じて利用したワーママが多くいました。一方リモートワークの求人は非常に人気が高いため、登録したものの紹介数が少なかった、結果に繋がらなかった方も多く、利用者のお勧め率は9位でした。

出典:リモフル公式サイト
特徴正社員リモートワークの求人に特化
公開求人数約3万件(7位)※25年3月時点
ワーママ利用率29%(4位)
ワーママ推奨率18%(9位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人
5位 withwork

続いてランキングしたのは、ワーキングペアレンツに特化したハイクラス転職サービスのwithworkです。「家庭の時間を大切にしたいけれど、キャリアややりがいをトレードオフにしたくない」というワーママ・ワーパパ向けの支援に力を入れています。エージェントとのやりとりもLINEで、ワーキングペアレンツへの理解も高いという点で、利用率・おすすめ率ともに5位となっています。

出典:withwork公式サイト
特徴ワーキングペアレンツ向けハイクラス転職支援
公開求人数非公開
ワーママ利用率27%(5位)
ワーママ推奨率28%(5位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人
6位 JACリクルートメント

JACリクルートメントは年収1,000万円以上を目指す30代~40代のハイキャリア層向けの転職エージェントです。ハイキャリア層のみをターゲットとしている分、案件・サービスともに品質の高いエージェントです。一方ターゲットとする求職者のレイヤーが高いため、登録してみたものの期待値がずれていたという方が多く、ワーママの推奨率は14位と低くなっています。

出典:JACリクルートメント公式サイト
特徴30~40代のハイキャリア高年収層向けグローバル案件も多数。
公開求人数4.5万件(6位)※25年3月時点
ワーママ利用率27%(6位)
ワーママ推奨率14%(14位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人
7位 LHH転職エージェント

7位はLHH転職エージェントで、老舗のアデコグループの転職エージェントです。JACリクルートメントと同様入キャリアを対象としていますが、女性向けの案件が多く、職種別の担当エージェントがつくという特徴も評価されているようです。キャリアアップを目指したい方にとっては、登録してみると良いエージェントになるでしょう。

出典:LHH転職エージェント公式サイト
特徴30~40代のハイキャリア向け職種別の担当エージェント特徴的
公開求人数1.1万件(9位)※25年3月時点
ワーママ利用率26%(7位)
ワーママ推奨率20%(6位)
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400人

8位以降のに選ばれた転職エージェントは以下のようになっています。

順位サービス名特徴
8位mog career
(旧ママリブラ)
正社員ワーママに特化した転職支援サービス
9位QOOLキャリアワーママ向けの支援サービスで、時短案件も多い。
キャリアアドバイザーもママ。
10位パソナキャリア女性管理職の転職に強いエージェント
11位type転職エージェント首都圏IT中心の案件。
求人数は少ないが大手は多く手厚いサポートが魅力。
12位アクシスコンサルティングコンサルティングファーム・事業会社の専門職を中心
13位エンエージェント若手からミドルまで幅広く対応。
求人数は少ないが適性テストや志望動機の添削などの支援がある
14位フォースタートアップス成長スタートアップに特化した転職支援サービス。
スタートアップでキャリア形成をしたい方には最適。
15位ワークポートIT業界の転職支援に強い。未経験層も対象としている。
16位エンワールド・ジャパン外資系・日経グローバル企業の転職支援に強みをもつ
17位リアルミーキャリアワーママ向けの時短正社員に特化した転職支援サービス
18位LIBZ(リブズ)柔軟な働き方ができるハイスキル層向けのサービス
調査時期:2024年12月
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近1年以内に転職活動を行った20代~40代の子供のいる女性400

自分に合った転職エージェントの選び方~年齢・キャリア分布~

ここまででワーママたちの転職エージェントの利用傾向を紹介しましたが、実際に転職活動をする際には、自分の年齢・キャリアの方向性にあった転職エージェントを選ぶことが転職成功のキーになります。 ランキングに登場した主な転職サイトのターゲット分布は以下のようになります。

整理すると以下のようになります。

20代~30代前半
未経験者:マイナビエージェント・type転職エージェント
経験者:doda・ワークポート
管理職・ハイキャリア層:JACリクルートメント・LHH転職エージェント・パソナキャリア

特化型
コンサルティングファーム:アクシスコンサルティング
外資系企業:エンワールド・ジャパンJACリクルートメント
リモート:リモフル
時短等の柔軟な働き方:withworkmog careerQOOLキャリアリアルミーキャリア

エージェントも成功率が高い求職者に力を入れるため、自分に合ったエージェント選びが成功の鍵になります。

転職エージェント活用のコツ

転職エージェントを使った転職の成功率は、3つの要素で構成されます。

①案件数(選択肢の多さ)
②案件マッチ率
③エージェント担当者の質や本気度

①案件数と②案件マッチ率は、自分の年齢やキャリアの方向性、希望業界に合ったエージェントを選ぶことである程度コントロールできます。一方で、③エージェント担当者の質や本気度については、登録したエージェント側が担当者を割り当てるためコントロールができません。

そんな中、転職エージェントを自分で選ぶ方法が1つだけあります。 それは、多数のエージェントからスカウトを受けられる総合スカウトサービスに登録することです。具体的な登録のメリットは以下です。

  • 企業担当者だけではなく、様々な会社のエージェントからスカウトを受けられる
  • 特別なスカウト(プラチナ・ダイヤモンド等)で自分を高評価してくれているエージェントを見分けられる
  • エージェントのスカウトメールに書かれている得意分野や紹介企業名から、希望条件に近い案件を紹介してくれそうなエージェントを選ぶことができる

特別なスカウトを送ってきているエージェント、また文面から本気度が伝わってくるエージェントと面談すると、肩入れ度合の高さを感じられると思います。そうしたエージェントは、紹介企業に自分の売り込みをしてくれるため、転職サイト経由では書類落ちしてしまう条件でも内定獲得できたといった事例も珍しくないです。

様々なエージェントからのスカウトを受け取れるおすすめスカウトサービス一覧は以下です。

スカウトサービスに登録して届いたエージェントのスカウトの中から、特別なスカウト(プラチナ、面談確約などのタイトルがついているもの)を送ってくれたエージェントと面談を重ねる中で、信頼できる味方を見つけることが可能です。心強いエージェントがついてくれると、転職活動はぐっと良い方向に進みはじめます。

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