転職した場合保育園はどうなる?転職タイミング別の影響と対策

ワーママ転職事情

子供が認可保育園に内定している、あるいは在籍していて転職を考えている方は、保育園の在園資格に注意を払わなければなりません。

退職・転職のタイミングや手続きを間違うと、最悪の場合せっかく決まっていた保育園を退園しなければならないだけではなく、前より不利な条件でもう一度保育園を探さなければなってしまうからです。

この記事では、ママかパパが転職を考えているご家庭向けに、転職タイミング別の保育園の退園リスクとその対策を解説します。

転職タイミング別、保育園の在園資格への影響

転職タイミング別の影響を整理すると以下のようになります。育休中の転職活動には退園や入園内定取り消しのリスクがあります。

転職タイミング退園・入園内定取り消しリスク必要な手続き
育休中で、保育園申し込み中または内定後あり保育園申込時の就労状況の変更手続き
育休明け復職後(=保育園入園後)なし※ただし復帰後の就労期間による勤務先変更の手続き

育休中に転職した場合の保育園の対応

育休中に復職せずに転職する場合、転職先が現職と同じ就労条件であるかないかに関わらず、一律「求職活動中(就労内定)の指数」(通常復職予定の就労指数の半分程の低さ)での抽選に切り替わるため、実質退園の取り扱いとなります。

東京23区の育休中に転職した場合の保育園の対応をいくつかピックアップします。

自治体対応自治体サイト
大田区で育休中に転職した場合育児休業取得前の勤務先から復帰せず退職・転職した場合は退園になる。申告せずに上記に当てはまることが判明した場合も退園となりますのでご注意ください。大田区公式サイト
練馬区で育休中に転職した場合育児休業中は、元の勤務先に復職するという条件で在園を認めています。このため、育児休業から元の勤務先に復職しないまま転職・退職をしたときは、原則退園になります。練馬区公式サイト
中野区で育休中に転職した場合入所申込の締切日以降の転職し、退職日と再就職日の間が空く場合内定取り消しになる中野区公式サイト
注)記載の対応は25年3月時点で各公式サイトで確認できた対応

会社都合の退職など、特別な場合に限り考慮されることもゼロではないようですが、例外対応の有無も自治体によって異なります。転職先の入社、現職の退職ともに決まっている中、保育園に入れず働けないという状況に陥ることがないよう、事後相談は絶対に避けるようにしましょう。

育休明け、復職後に転職した場合の保育園の対応

育休明け、復職後に転職した場合は、通常区に提出している勤務先を変更する手続きをすることで、引き続き保育園に在園し続けられます。

その際に注意すべき点は2点です。

①育休前の職場への復帰期間に条件がないかを確認する

復職後1日でも働いていれば在園しながら転職ができる自治体もあれば、1か月以上と定められている自治体もあります。また有給消化は復職に含まれないことが多い点も注意が必要です。復職明けすぐに転職をする場合も、必ず事前に自治体にルールを確認しましょう。

②転職先の入社日までの期間が自治体の指定する「求職活動期間」内かを確認する

復職先を退職し、次の職場に入社するまでに期間が空く場合、一時的に保育園に在園する資格が「求職活動中(就労内定)」に切り替えられます。この場合、3か月以内等、求職期間の限度が定められているため、この期間内に就労を開始できるかを確認しておきましょう。 また、求職活動中は保育園に預けられる時間が短くなるケースもあります。

保育園に転職することを言わない場合のリスク

転職したことを保育園や自治体に申告しない場合も、年に1~2回は定期的に就労証明書を提出し、勤務条件に変わりがないことを証明する手続きがあります。

就労証明書には通常雇用期間が記載され、入社月がわかるため、育休明けに復職せずに退職したことは遅かれ早かればれることになります。上で説明した通り、後から判明した場合も原則退園とされているため、転職することは速やかに申告するようにしましょう。

育休中に仕事を変えたいと思った場合はどうすれば良いか

子育てをはじめてみると、職場に求める条件が変わるのは当然のことです。また実際に、育休中に転職を検討する人は少なくありません。

Xtalent株式会社『育休取得経験のある女性管理職の半数以上が「育休中に転職検討」。背景に「働き方への不満」「昇進望めない」』引用

上で紹介した通り、現職に復職してからの転職は可能です。比較的時間のある育休期間中に、転職活動の情報収集や人と会う機会を積極的に増やしましょう。
復職後、まずはもとの職場でどのように仕事と家庭を両立できるか上司や同僚と試行錯誤をしてみる中で、育休中に集めた情報と、現職の実態を比較した上で本格的な転職活動をすることをお勧めします。

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転職先の企業も、子育てしながら働くのが初めての方を受け入れるハードルは高く、育休明けすぐの転職は成就しづらいという話を転職支援経験の多いエージェントから聞いたことがあります。転職成功率を上げるためにも、今いる職場で転職前に何を得るかを明確にしながら、着々と次に向けて準備をすることで、現実的な転職に繋がりやすくなります。

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